配色講座 番外編 adobe colorでできること
こんにちは。
WIS講座主催の高取です。
さて、今日は「配色の効果と仕組み」の番外編
簡単に配色ができてしまうツールをご紹介します。
まあ、ご存知の方が多くて「ファッション業界」「インテリア業界」「webデザイン業界」「ゲーム業界」などなど。
本当にサクサクっと皆さん使われています。
それは
こんな感じのです。
左側を見ると
上から類似色
モノクロマティック
トライアド
補色
などがあります。
ファッションでもインテリアでも同じですが、デザインにとってたくさん色を使えば使うほど難しくなるので、最初は3色くらいにまとめるのがおすすめです。
類似色
これは色相環でいう隣同士の色の配色のことです
例えば、真ん中の茶色にポイントを合わせて動かすと、いろいろな類似色が出ます。
上の図はイエローからオレンジまでの類似色になります。
元画像のこんなソックスをブランディングして見せるには
こちらはピンクからブルーまでの類似色です。
かっこよくなりますよね。
類似色の効果は「多少の変化はありつつもまとまりやすい」ということでしょうか?
モノクロマティック
モノクロマティックはいわゆるモノクロ。
単色配色です。
ひとつの色で彩度と明度を調節して作られた色です。
下はパープルのモノクロ配色です。
日本人は墨汁を使って書道をしたり、水墨画を描いたりしていたので、他の国の人より細かい濃淡の色彩感覚に優れています。
1970年代に日本人として海外で認められたデザイナーの川久保玲さんや山本耀司さんたちは、白、黒、グレー、ネイビーのモノトーンでファッション業界を席巻したのを忘れてはいけません。
誰でも簡単に落ち着いたまとまり感を演出することができます。
トライアド
トライアドは色相環を3等分する位置にある3つの色相の配色です。
比較的コントラスト感が強く構成力がないと難しい配色ともいえます。
補色
補色を理解しているとメリハリのある配色や目につきやすい配色を考えるときに役に立ちます。
街を歩いているときになんか注目してしまう!ってありますよね。
それは意図的に補色を使ってることが多いんですね。
ファッションでも良く使われています。
例えば
こんなコートがあります。
これだけでも十分ですが目立つようにするには「どうしたらいいか」です。
イエローの補色はブルー。
目立ちますよね。
逆もまた目立ちます。
背景を黄色に
文字も補色で入れてみます
なんとなくデザインっぽくなります・
看板に使っても目を引きますね。
以上こんな感じでadobe colorを使ってください。
慣れると配色で迷わなくなります。
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