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配色の効果と仕組み  本能が注目する配色 1 食欲

  
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配色の効果と仕組み  本能が注目する配色 1 食欲

こんにちは。

WIS講座主催の高取です。

 

さて、今日は「本能が注目する配色」をお送りします

 

人間の持ってる本能。

 

それは、

第一に食べること。

第二に眠ること。

 

「食べること」と「眠ること」

これがあるから生きていられます。

 

今日はその「本能が注目する配色  食欲」についてお伝えします。

まず。

 

 

食べ物の色

 

食べ物の色彩は、もうその色があるだけで「食べたい!!」と人間の本能にインプットされています。

例えばリンゴ

 

 

この写真見ただけで「おいしそう!!」って思って食べたくなってきます。

でも、こんな写真を見ても誰も「おいしそう!」って思いません。

 

 

味は変わらなくても「色」や「見た目」で「おいしそう」や「おいしくなさそう」がほとんど決まってしまうんですね。

 

つまり「規格外」というのは「小さい」「色が悪い」「キズがある」などで市場に出せなくなって、

「誰かにあげるか」「ジュース用にするか」「ネットで訳ありで売るか」するしかなくなります。

 

本当は赤いリンゴよりおいしいかもしれません。

 

また、りんごは太陽が当たった部分だけが赤くなるので、生産者は全体に「色づくように」りんごを回転させてるんだそうです。

さらに、シルバーシートを敷いて日光を反射させ、下からも日光を当てて赤くなるようにするんだそうです。


つまり、色で「価値」は変わってくるのです。

手間をかけても消費者の脳に刻まれている記憶としての「価値」を出すために、手間暇をかけているんですね。

 

梅干しもそうですね。

梅干しって「赤い」というイメージがあります。

本来はこんな感じです。

 

 

でも、この写真のままだと「消費者」の記憶してる色と違うので、シソを加えて赤くします。

 

 

食欲色

 

食欲を誘う色は

 

赤橙

 

 

 

桃色

 

 

ピンク

 

 

黄褐色

 

黄色

 

 

緑色

 

 

 

逆に食欲を減退させる色は

 

グレー

ラベンダー

 

などです。

 

食欲がない時は食欲を誘う色を。

 

食事制限などダイエットしてる人は食欲を減退させる色を使ってください。

 

 

食べる時のインテリアカラー

 

 

食べる場所の色も食欲には大事です。

 

一番のおすすめカラーは

 

白やアイボリー

 

白やアイボリーの影に絵画が飾ってあったり、

 

部屋は白い色で統一されてるけど、窓から木立や海が見えるシチュエーションとかだとリラックスして食事を楽しむことができます。

 

 

補色を使って食欲増進?

 

ここまでは、色そのものの効果を書いてきましたが、色には補色というのがあります。

どういうことかというと、

例えばあなたがダイエットしているとします。

食欲を減退させる色は

 

「グレー」

「紫」

「ラベンダー」

「青」

 

 

 

「黒」

 

もし、こんな部屋にいたら、なんとなく食欲がわきません。

 

でも、

青に補色のオレンジイエローをプラス。

 

 

床にもオレンジの彩度と明度を低くした色の茶色を入れることでポップなイメージになって、食欲を減退させる青い色のイメージを変えることができます。

 

 

また、青は白と合わせると爽やかなイメージになるので、

こんな部屋でミーティングしながらランチをいただくと開放的な気分になっていいミーティングになりそうです。

 

 

食器との配色

 

食器が味覚を左右することはよく経験します。

どんなにおいしそうなものでもお皿や器がショボいとおいしく見えなかったりします。

海外の食器は白が多いのですが、日本料理の食器は多彩な色が使われています。

「料理」の色と「器」の色の絶妙な調和は、世界にも類を見ない繊細な感性が表現されています。

 

料理によって、また、季節によって

お皿、小鉢、小皿、碗、ガラス鉢などが厳選されて食卓に並ぶ景色は「壮観」かつ「繊細」を感じさせ「一服の絵」を体験させてくれます。

 

日本料理の色彩配色は4つ

 

①補色配色

赤と補色のグリーン。

黄色と補色の紫。

ブルーと補色の橙色(ダイダイ色)

黒と白の反対色。

 

先付やお造りにアクセントカラーとして補色が使われます。

マグロの赤身の刺身によく緑色のシソや笹とかがあしらわれています。(赤と緑)

白い皿に黒い鍋やあゆと松茸のおわん(白と黒)

かっぱ巻きなどの巻物

ブルーの小鉢にオレンジのシャケ(ブルーの皿と補色の橙色(ダイダイ色)

 

などです。

 

 

②類似配色

上の動画では類似配色がたくさん使われています。

茶色い器に栗の黄色など。

 

③同系色調和

 

これも上の動画で使われているようにベージュ色の器に、煮物のベージュの濃淡を合わせることで一段とおいしく見えます。

 

④単色調和

 

有彩色一色と無彩色一色の組み合わせ。

これは日本料理に多く使われる組み合わせですね。

無彩色の「黒やグレー白」のお豆腐やキノコ、白身の魚

そして、有彩色のネギなどのお野菜(グリーン)

無彩色は、有彩色が際立つような彩度を高める働きをしてくれます。

さらにおいしく見えてきますね。

 

 

 

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