ビジネスカラー心理学 1 看板の色でメッセージを届ける(商店街編)
こんにちは。
WIS講座主宰の高取です。
今日は
ビジネスカラー心理学の1回目
「看板の色でメッセージを届ける」をお伝えします。
このブログをご覧になる方はいろいろなビジネスをされていらっしゃると思います。
レストラン。
雑貨屋さん。
花屋さん。
お洋服屋さん。
パン屋さん。
ケーキ屋さん。
介護のお仕事。
電気やガス、水道などインフラのお仕事。
日本中に私たちみたいに長年地元に密着してご商売をされていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるんだろうなあ。
って、いつも思います。
国内出張では東京や大阪、京都、神戸など。
海外ではパリやミラノ、香港に出張に行ったら必ず地元の商店街をくまなくみて歩きます。
名所旧跡観光なんかそっちのけで地元の商店街LOVEラブ♪
目を皿のようにして、歩くときは6時間くらいぶっ通しで歩いて気になった店の写真を撮ります。
どうしても入りたくなったら入ります。
下の写真って何屋さんだと思いますか?
正解は古本屋さん。
パリ市内のパッサージュ(屋根付きアーケード商店街)で撮った写真ですが、すごく目を引きました。
フランス語の古本が中心だったので中には入ることができませんでしたが、日本だったら絶対入ると思います。
パッサージュなどの商店街では看板よりもウィンドウディスプレイの方が視覚効果があるので、各店思い思いの凝ったディスプレイに余念がありません。
ロードサイドショップと街の商店街では看板やディスプレイのやり方も違ってきます。
人の心を揺さぶれるか?
「一番大事なのは人に訴えかけることができるか」なので、看板もディスプレイも同じです。
「どんな演出が人の心を揺さぶれるか?」
「人の行動を促すにはどうすればいいか?」
を考えると案外簡単です。
大事なのは
誰に喜んでもらいたいのか?
これって大事です。
「誰のために自分は働いてるのか?」「誰に喜んでもらいたいのか?」
これが曖昧だと看板もディスプレイもぼやけたものになってしまいます。
「誰に喜んでもらいたいのか」がはっきりすると
- 「内容」
- 「色使い」
- 「サイズ」
- 「ビジュアル」
- 「設置場所(位置)
この5つが見えてきます。
けして、たくさんのお金をかけて作る必要はない。
そう思います。
下の写真はヘアカット専門店。
すぐわかります。
赤いハサミがポイント!
赤は活力・情熱・興奮を喚起させる色。
前向きな人生を送ってる人に向けての色です。
「自分をもっとよく見せたい」
そんな人に来てもらいたい!というシグナルでもあります。
大事なのが同じ看板がいろんなところに使われてること!
ああ、この店のトレードマークなんだなってすぐわかります。
上を見て。
店頭を見て。
店内を見て。
興味があったら人は三度見すると言われています。
三度見してイメージに残ったら入店してもらう確率は50%以上!になりますね。
やるなら徹底的にやる!
下の写真は姫路のハンバーグ専門店の立て看板です。
姫路駅から姫路城に行く途中の大きな道路横に店がありました。
おお英語か?
「ご来店された方の8割が注文する当店口コミNo.1の
姫路肉汁ハンバーグ」
思わず店に行ってみたくなりますよね。
そして、」ダメ押しでもう一枚!
同じ
「ご来店された方の8割が注文する当店口コミNo.1の
姫路肉汁ハンバーグ」
がもう一回今度は写真付きで書いてあります。
これです。
これでもか!
を普通の人は「うざく感じられるんじゃないのか?」とマイナスに思ってしまうんです。
が。
だが。
しかし。
そうではないんです!!
周りがこんな店ばかりだったら目立ちませんが、周りを見渡すとだだっ広い道路だけ。
いやあ。
目立ちます!
多分、この看板だけで多い時は100人入っていますね。
次はこちら
「突撃洋服店」というネーミングも秀逸ですが、
先ほどと同じように黒い看板に白文字!
黒は色の三原色のすべてを混ぜ合わせたときに発生する色です。
高級感を想起させる色でもあるので「ただ安いだけの古着屋さんではないだろう?」
「何があるのかな。変わったものがありそう」という古着マニアの期待感が膨らんできます。。
しかもメッセージが
「突撃」です。(笑)
3秒勝負
色は奥深いものがあって書くこともいっぱいです。
これから5Gになり、さらに速度が速い情報(色)が目に飛び込んできます。
さらに色彩によって人の心は支配されてくるのです。
これまではテキスト(文章)を読んでいたのが、テキスト読まずにイメージ3秒で勝負がつく時代を迎えます。
一瞬で判断しないと情報に埋もれてしまうんですね。
読むか
読まないか。
感じるか。
感じないか。
3秒で判断する時代を私たちは生きています!
色武装せよ!
そのためには色武装が大事になってきます。
色武装とは。
どんな色がどの場面で効果があるのか?
逆に使ってはダメな色とは?
3秒で判断するように脳は進化していってるんですね。
未来予習は色の学習でもあります。
あらゆる場面になぜこの色が使われているのかを判断することが重要になってきます!
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