配色講座 7 色相を覚えて印象を変える
こんにちは。
WIS講座主催の高取です。
数回にわたってお送りします「配色の効果と仕組み」
今回は7回目です。
ファッション雑誌を見たりして「きれいだなあ」って思ったことがある方は大丈夫です♬
では
いってみましょー。
今日のテーマは
「色相を覚えて印象を変える」です。
色は「色相」「明度」「彩度」の三つの要素でできています。
これを
色の三属性と言いますね。
色相は○で理解します。
まずはこちらをご覧ください
色相環
(造形ファイル http://zokeifile.musabi.ac.jp/からお借りしました)
覚え方としては
赤から始まって右回りに黄色、橙色、緑、青緑、青、紫、ピンクのグラデーションになっていく。
そう覚えておいてください。
反対色
もう一つは「反対色」
これも覚え方は簡単です。
赤の反対色は緑
黄色の反対色は紫と覚えてください。
上の色相環をイメージしておけば大丈夫です。
目立たせるためには「反対色を配置する」
と全体的に緊張感が出て引き締まります。
類似色
これは読んで字の如く「類似した色」です。
つまり色相環でいうと隣同士の色です。
黄色の隣がオレンジと黄緑
こんな感じです
穏やかな印象になりますね。
これに反対色の紫を加えると
個性的な引き締まった印象に変わります。
同系色
同系色とは同じ色相に「白」や「黒」を混ぜた色になります。
同じブルーでも白を混ぜると淡い水色に。
黒を混ぜ合わせると濃紺になります。
覚えるポイントとしては
同系色や類似色で配色すると穏やかで落ち着いた印象に。
色相差がある色(例えば反対色)だと個性的で引き締め効果がある配色になります。
近所の庭のアガパンサスを撮ってみました。
グリーンだけだと落ち着いた穏やかな雰囲気ですが、アガパンサスのブルーで変化ができ、緑の反対色の赤い交通標識があることで遠近感と違和感が出ます。
反対色は部分的に使うだけでも「印象的な雰囲気」を演出できますね。
暖色と寒色
これはもう字の通り。
暖かく感じ活気さが出る暖色。
そして、
寒くクールに感じる寒色。
暖色は色相環で右上の赤から黄色まで。
寒色は左下の青緑から青まで。
その間の色は中性色と言います。
ということで
「配色講座 色相を覚えて印象を変える 」でした♪
この配色講座は「7日間でマスターする配色基礎講座」を参考にさせていただきました。
ご興味がある方はぜひ手に取ってご覧ください。
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