配色講座4 色には主役、脇役がある
こんにちは。
WIS講座主催の高取です。
数回にわたってお送りします「配色の効果と仕組み」
今回は4回目です。
ファッション雑誌を見たりして「きれいだなあ」って思ったことがある方は大丈夫です♬
では
いってみましょー。
今日のテーマは
「色には主役、脇役がある」
です。
人間にもありますよね。
「主役で頑張って結果を出す人」と「脇役で頑張って結果を出す人」がいます。
誰でも主役になれるわけではありませんし、脇役がいてこそ主役は輝けるわけです。
色も同じです。
みんなが主張しすぎると混乱します。
混乱がテーマであればそれはそれでいいのですが、脇役の色は抑えて落ち着かせる。
これがすごく重要です。
ここ数年は混乱の時代なので、ファッションも絵画も「混乱」が大きな一つのテーマになっています。
ファッションで言うとアシメトリーデザインや異素材の組み合わせなどに意識的に「混乱」が表現されています。
色もデザインも時代を反映しているんですね。
混乱のデザインを反映しても混乱しない色を配置
SACAIの作品は今一番時代が反映されているので大好きです♪
でも、混乱のデザインを制作してもちゃんと主役のカラーがある!
これがSACAIです。
主役がいると安心できるんです。
脇役ばかりだと「華のないお芝居」になってしまいがち。
光と影
陰と陽
プラスとマイナス
自然界もそうですが、全てに「脇役と主役がいる」
これが本当です。
色には三つの要素
さて、
色には三つの要素がありますね。
色相、明度、彩度の三つ。
色相とは青、赤、緑のように色味の違いのことです。
赤み、青み、緑みなど、「色みの性質」のこと。「色あい」ともいいます。例えば「赤」と「ピンク」は色相が「赤」になります。
色相環は下の色相環で見られるようにパッと見たらすぐわかる色を円状に配置したものです。
この色相環にある色をたくさん使いすぎると、無秩序で統一感のない雰囲気を作ってしまいます。
例えばこんな感じです。
色を使いすぎているので統一感がなくなってしまっています。
下のがCANVAに掲載されていた原作です。
すごくシンプルです。
これでもいいですがシンプルすぎるので主役を目立たせて脇役を同化させます。
ブルーは落ち着きや冷静・堅実などの印象を与えます。
デスク周りの真面目な印象とオシャレさを伝えるには最適の色ですね。
ステンドグラスも色相、明度、彩度を近づけると
落ち着いた表情になります
色味や明るさに統一感があるとまとまりが出てきます。
何が主役なのか。
どれが脇役なのか。
混乱を起こさないように主役をはっきりと浮かび上がらせると、的確な色使いが完成します♪」
ということで
「配色講座4 色には主役、脇役がある」でした♪
この配色講座は「7日間でマスターする配色基礎講座」を参考にさせていただきました。
ご興味がある方はぜひ手に取ってご覧ください。
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